【餃子コラム】餃子で外食の枠を飛び越えろ!

餃子コラム

 外食市場の中でラーメン店は約5000億円ともいわれている巨大市場です。しかしその分ライバルが多いのも事実。限られた営業時間と席数の中で、いかに客数と客単価を上げるかという大きな課題に、餃子が1つの答えを出してくれるかもしれません。

 飲食店は外食産業に含まれます。
 では日本人がどのくらいの割合外食しているかご存じでしょうか?食市場の中で外食の占める割合は約3分の1の36%、残り3分の2は「中食」が9%、「内食」が54%です。中食とはデパ地下や飲食店等で作ってある食事を購入し家で食べることで、テイクアウトや出前、ケータリングなども含まれます。

 これに対し内食は食材を自分で調理し食べる事、いわゆる自炊で冷凍食品もこれに含まれます。そう飲食店は食市場のたった3分の1の外食市場でしか勝負できていないのです。
 とはいえラーメン店や中華料理店が外食以外の中食や内食に進出しようとした場合、出前サービスや通販の宅麺などこれまでと全く違う取り組みを行う必要があり、そのハードルは決して低くありません。

 この課題に餃子で真正面から取り組み成長し続けているのが「大阪王将」を運営するイートアンド、売上は伸び続けており、今期売上は230億円。
外食は店内食、中食は店舗でのテイクアウト、内食は店舗やスーパーなどでの冷凍餃子販売、「すべての食のシーンをカバー」をテーマに3つの市場を戦略的に攻めています。そしてこの戦略が相乗効果を生んでいます。
「お店で美味しかったから、家にテイクアウトしよう」、「冷凍餃子が美味しかったから、休日お店に行ってみよう」などです。これは、工場を持つような大企業にしかできないことでしょうか? 

実は、店舗以外に特別な生産設備を持たずとも、この3つの市場を攻める手段があります。

 それが、私たちが提案する「極小ロットのオリジナル餃子」です。お店のレシピで作ったオリジナルの餃子が電話一本でいつでも届くのは当然、原価・品質が一定し店内食だけでなく、テイクアウトや生のまま持帰り販売など、攻めの姿勢で販売すればするだけ利益になります。

 さらに初期投資なしでパッケージまでオリジナル化も可能。小売りという手段で、席数と無関係に収益を出す道が見えてくるかもしれません。

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